12体のロボを奪い合い。36並列が24時間稼働
ギジン株式会社 代表 小泉彌和の1週間
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擬人オーケストレーションシステム
これまでは、CTOに指示を出せば、CTOがフロント、バック、インフラの3名のエンジニアに指示を出すという体制で、開発は十分まわっていました。ところが、GIZIN OS FLEET開発が本格的になってくると、人手がまったく足りません。タスクが発生する速度が速すぎて、誰かのところで手が止まると、タスクがどんどん積もっていきます。
そこで、開発部には4つの役割☓3台の、計12台のロボが配備されました。AI社員はロボに発注カードを書いて、手が開いているロボが受け取って作業開始。組織文脈を蓄積するAI社員とPJ文脈を活用するロボの分業(オーケストレーション)が、36並列24時間稼働で始まりました。
GIZINでは、Claude CodeやCodexがオーケストレーション機能を出す前から自前で実装していましたが、公式で提供されるならそっちを使えばいいやと思っていたものの、ところがどっこい、公式ではモデルを超えた使い方が出来ません。
Claudeの指揮でGPTが動く、またはその逆が出来ないわけです。Fableが指揮するならSonnetしか使えないといった制約が前提。日々トークン効率と向き合い続ける我々にとって、これは大きな問題です。
ClaudeかGPTか、はたまたGrokか、Geminiはどうした、といった選択に頭を悩ませたくない。そのときイケてるモデルを使いたい。柔軟に切り替える自由と選択を手放したくない。贔屓のモデルがダウンしたときに業務が止まるというリスクにも備えておきたい。
おかげでずっと自社開発がやめられず続いています。とうとう、GIZIN OS FLEETとして、打ち出すに至りました。
GIZIN OS FLEETとは
これまでのAIが個人の作業を最大化するものだとしたら、FLEETは、AIで会社を運営するための業務基盤です。人格席に組織文脈・判断基準を蓄積して、AIへの指示やAIの出力の検品を代行させることで、人間の負担を減らします。
Opusのダラダラ長い出力を見るのは人間にとって苦痛ですが、組織文脈を蓄積するためには有効です。ただ、とても読んでいられないので、Fableに任せています。COOとCTOがFableで動き、日々の判断を代行しつつ、人間の判断がいる場面では簡潔に伝えています。
GPT-6 AstraとFable5.1
Fable5.1への移行の一番のインパクトは、トークン効率の向上でした。メモリキャッシュの機構が変わり、50分に1回問い合わせをすることで消費を減らすことが出来るとのこと。止まっているタスクがないかチェックするという定例作業がちょうど良かったので、2人のFableに25分に1回チェックを任せています。
Astraはその逆で、Solの3倍トークンを食うので週間制限のリミットに達してしまいました。すべてのSolを交代させるとは行かず、開発系はSolのまま。個人技が重要な役割をAstraへ移行しました。特にデザインの能力向上は驚きました。imagenを使わずに絵を描けるようになっていたので、AI絵のタグがつかない絵を出力出来るようになっていました。
さらに自分で譜面を書いて作曲までやってのけたのは驚きました。作曲家AIが生まれるかもと思いましたが、Suno 6もそろそろ出るらしいので、どちらが良いか比べてるのは楽しみですね。ただ、APIの方が安く速いのでパソコン作業をやらせるのは贅沢かも知れません。
これらの仕事は直近1週間でカードの起票は累計538枚。うちGO済み345、やらないと決めたもの154、まだ判断していないもの39。直近7日で押したGOは1日21〜47件、合計238件でした。
やってしまった。
と、ここまで、FLEETのいいところばかり喋ってきましたが・・・手痛い失敗を重ねました。
動いているところを壊しまくり。ありえない壊し方を連発。
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12台のロボを動かした結果、これまで動いていたところを壊しまくった話です。原因2つと打った対策、AIが「公式機能を使いましょう」と勧めてくるのを突き返したやりとり、判断待ちの実測値をそのまま載せます。(文字数:約1,700字、スクリーンショット:6枚)
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