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AI協働開発の共通ルールをオープンソースとして公開
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AI協働開発の共通ルールをオープンソースとして公開
ギジン株式会社は、AI協働開発における実践的なノウハウを体系化した「AI協働開発 共通ルール v2.0」をGitHub Gistで公開しました。
公開の背景
Claude Codeを使った複数のプロジェクトでの開発経験から、AIとの効果的な協働方法には共通するパターンがあることが明らかになりました。これらの知見を広く共有することで、AI協働開発の発展に貢献することを目指しています。
共通ルールの主な内容
- 1. 基本原則
- 情報の優先順位(システムの実態 > ドキュメント)
- 自己調査の徹底
- プロアクティブ性のバランス
- 質問型協働の原則
- 2. 質問型AI協働
- 影響範囲が大きい変更時の確認
- データ構造変更時の事前相談
- 既存パターンと異なる実装の提案
- 性能・セキュリティに関わる判断
- 3. 作業管理
- 「中締め」「締め」による効率的な定型作業
- セッション管理とドキュメント化
- TodoとTaskの使い分け
- 4. コミュニケーション
- 4行ルールによる簡潔な回答
- 冗長な説明を避ける原則
活用方法
Claude Codeの@import
機能を使用することで、複数のプロジェクトで共通ルールを簡単に参照できます:
markdown
# プロジェクト名 運用・改善ガイド
@../COMMON_RULES.md
## プロジェクト固有のルール
(以下、プロジェクト固有の内容)
アクセス方法
共通ルールは以下のGitHub Gistで公開しています:
フィードバックやご意見は、Gistのコメント欄または開発者のX(@HirokaKoizumi)までお寄せください。
今後の展開
この共通ルールは「生きたドキュメント」として、実践の中で継続的に改善していきます。皆様からのフィードバックを基に、より実用的なルールへと進化させていく予定です。
関連情報
詳細な解説記事をAI TIPSで公開しています:
AI協働開発の共通ルールを公開しました
AI協働開発に携わるすべての方々にとって、この共通ルールが有益な指針となることを願っています。