AIでコストダウンは幻想で終了。AI無しでは生き残れない地獄の開始
ギジン株式会社 代表 小泉彌和の1週間
| 今週の目次 |
| 1. |
PHPがヤバい。これからどうなる? |
| 2. |
1年前からギジンはAI駆動に改めた |
| 3. |
AIが賢ければ、複数AIは必要ない? |
| 4. |
物理による制約 |
| 5. |
完了率73%、停止率18% |
| 6. |
@マーク→GAIA→また@マーク |
| 7. |
今週はトークンマネジメント失敗 |
| 8. |
過剰なテストで常時CPU90% |
| 9. |
ありえないクソ設計 |
| 10. |
とんでもない仕事相手 |
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| 寝てていいよ |
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| 画・墨 |
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PHPがヤバい。これからどうなる?
PHPだけではなく、nodeもtailscaleも証明書も様々なサービスがハッキングを受け、GIZINが直接影響を受けるものもあるので、今週はその対策が多く、GIZINもいつもの倍のトークンを使ってしまいました。
不安に感じている方も多いと思いますが、サービスの保守をやってきた身からすると、ことの大小はあれど、脆弱性の対策をするとか、アップデートをするとか、そういったことは当たり前でした。この、当たり前をやっていなかったことで問題になるケースが多そうですが、当たり前とはどこまでやるのが当たり前なのか?がバラバラだったり、そもそも今まで保守をやっていなかった人が、もうAIでなんでも出来るからと専門家を切り離したりすれば、何をどうすればいいかわからないとなる向きもあるかと思います。
専門家に任せれば安心、と思っていたサービスが停止したとすれば、夜も眠れなくなります。より高度な専門家に任せたいと思っても、そのためには専門家並のスキルがないと発注が難しかったりします。
AIと共に生きるということは、もはやサバイブになりました。大切な資産を守るために習得する必要があるのです。それが難しければ、専門家に依頼するほかありません。AIによるコストダウンは儚い夢と消えました。
1年前からギジンはAI駆動に改めた
このような未来を予見はしていませんでしたが、ギジンは早々にAI中心の会社設計にしていました。誰もが会社機能をAI前提にする必要はないと思いますが、少なくとも、インターネットを通して外部に公開するもの(WEBサイト、ECサイト等)は、AI駆動にしておくと有事への初速が速くなります。
ただそれは、AIをコントロール下に置くことが必要です。勝手なことをされたり、意図していないことをされることは避けないといけません。
GIZINでは、本番を触らせる前にかならず壊れても良い環境で実行させて、手順書を作り、本番で同じ手順しか許可しない、という運用をしています。
・・言うのは簡単ですが、人間がすべてを監督するのはあまりにも大変です。今となってはFLEETを使って監督AI、作業AI、それぞれを動かすのは機構が整ってきたおかげで、予行から公開、顧客への連絡まで一連の流れを動かし、人間は要所で画面を見る、ボタンを押す、程度になっています。これも複数AIがそれぞれの持場で役割を積んできたからです。
AIが賢ければ、複数AIは必要ない?
ところが、公式からこんな記事が出ていました。 https://claude.com/ja/resources/articles/building-agents-when-to-fold-subagents-into-your-main-agent-loop
最近のAIは賢いから、複数AIを連携させるより、スキルを使わせるなどして1体にやらせたほうが良い、という内容です。
GIZINは、AIチームが登場した2025年6月から一貫して、複数AIを連携させる価値を言ってきたので、この公式の発信は他人事ではありません。
「なぜ複数のAI社員なのか、1つで良くないか?」と聞かれることはありました。何より私自身が、複数使うなんて面倒だ、1つでよくないか?少しでも減らしたい!と思っています。
たまに面倒だから、1つのAIに全部やらせることもあります。これが、まあ、ダメです。品質が低い。一見良さそうなんだけど、間違ってるし、細部が雑。
だから、仕方なく他のAIに見せて改善点を指摘してもらって修正する、このループを基本として、ずっと続けているわけです。AIが賢くなったら良くなると期待していたのに、いっこうに良くならない。だから、自社のために使っていたFLEETをサービス化するとなってきたわけです。
ただ、記事もAIを複数分けてよい例に「新しいコンテキストでのブラックボックス検証」を挙げているようなので、1人でなんでもできる完璧な能力をもったAIが登場するまで、FLEETのニーズはなくならなさそう。
物理による制約
1人で何でも出来るAIが、我々のところにすぐに来るでしょうか。 https://jp.investing.com/news/company-news/article-1724233
我々が生きている物理の世界では、メモリだけでなく銀や銅が不足し、クラウドの容量が足りないという事態にまでなっています。
このような、物理の制約があり、さらにハッキングによる不信感でインターネットが壊れかけている現状では、ネットの世界で価値創造することはもはや難しく、既存のビジネスを守る需要に応えることを優先課題にせざるをえません。
そこでGIZINが選んだのは、オンプレミスです。マシンにソフトウェアを入れて顧客内で動かし、月々の保守料を頂戴する、というビジネスモデルをやろうとしています。このAI時代に嘘みたいな話ですね。
FLEETは複雑な課題を複数のAIにこなしてもらうための、見やすく使いやすいツールです。
完了率73%、停止率18%
ここからはFLEETを実際に運用した数字をお伝えします。
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完了率73%・停止率18%の中身と、その裏で起きていたこと。AIどうしを@で呼べるようにしたら会話が止まらなくなり、裏の連絡に戻したら見えなくなり、また@に戻した経緯。文言を1行直すだけのカードでも全部の試験を回していた週。そして、1枚のカードに2つのIDが振られていた設計を片付けるまでに、8回やり直した一夜。約束を守らない相手と、人間はどこを見て組むのかまでをお届けします。(文字数:約2,100字・スクリーンショット6枚)
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— ギジン株式会社 代表 小泉彌和
| 寝てていいよ |
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| 画・墨 |
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