トークンという経営資源。Jev利用64円で、約13億token削減
ギジン株式会社 代表 小泉彌和の1週間
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今週のトピック3つ
1.AIオーケストレーションシステムを3つ比較 2.Jev導入1週間の成果報告(64円で、約13億token削減) 3.FLEETのファイルからDBへ移行後の変化
どれも重要な経営資源であるトークンをいかに減らしつつ成果を上げるか、という工夫です。注目してください。
AIをどのようにオーケストレーションするか?
この問いに「会社」というメタファーを利用して解決する製品が存在します。OSSには、Paperclip、Buzz、OneManCompanyなど様々なものが出てきました。
それぞれの立ち位置をGIZIN-OSと比較してみます。
・Paperclip: 「CLI を包んで会社にする」はGIZIN-OSと同じ。差は本人性(擬人化したAIが経験を蓄積する)と、人間 gate を通した工程の厳しさです。 ・Buzz: 会社OSではなく、人とAIの連絡の土台です。競合というより、Slack の代わりとして下に敷ける候補です。 ・OMC: 発想(AI社員が育つ・社長1人)がGIZIN-OSと一番近いですが、まだ小さく、API 直呼びが中心です。
GIZIN OSは、「組織図やチケットの管理」ではなく「AIと一緒に働ける関係」であることが一番の差です。
そしてとにかくAIに厳しい。GIZIN の厳しさは、「AIに任せる前」「作業中」「終わった後」の3か所に、人か機械の関門があることです。 Paperclip は「issue を作る → AIが走る → AIが自分で done にする」までで、関門は任意の承認1つだけでした。
AIの一番の事故は、間違うことより「間違ったまま自信を持って完了にすること」です。GIZIN はそこに4つの壁を置いています。
・完了の条件を先に固定する ・触る範囲を固定する ・証拠が無い完了は通さない ・最後は人が実物を見る
Paperclip は組織図と予算で「AIを管理する」道具ですが、GIZIN-OSは「AIの仕事の品質を保証する」工程です。
GIZINは今でこそFleetというOS(オーケストレーションシステム)のOSS公開を目指して開発していますが、当初は製品化の予定などなく、ただ、目先のAIたちにいかに仕事をしてもらうかを試行錯誤してきました。とにかく「作業」ではなく「仕事」をしてほしいの一心で、ガチガチに厳しい管理体制をAIに強制するに至りました。
この競合調査で、Paperclipがやっていた「issueベースのワンショット起動」に気づきました。このclaude -pのワンショット起動は、Opus4のときに一度試みていて、当時は作業に行き詰まると止まってしまって、調べるでも誰に質問するでもなく、単に作業を終わらせてしまうのです。これはとても使い物にならないと、諦めていたものです。
Opus5.5になり、久しぶりに実行してみたところ、かなり良かった。賢いのもあるのですが、自律性が高まっているので、わからなければ調べるし、それでもダメなら質問を返してくれる。さっそくGIZIN-OSにも、これをとりいれました。
常駐セッションよりもトークン効率が上がるし、ひとつの案件のために起動され、案件が終われば終了するため、コンテキスト汚染もなく作業品質も向上しました。 常駐セッションはこれまで通り、調べ物や議論で活用しています。
Opus5.5+ワン・ショット起動による数字(前 9/17〜9/23 と 後 9/23〜9/27)
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Opus5.5とワンショット起動に切り替えた前後で、仕事1件あたりのトークンと1日に終わる仕事の量がどう変わったか。判断だけをJevに任せた3つの点検(監査が要るか・差し戻されそうか・質問が返ってきそうか)それぞれの成果と、64円で約13億token削減の内訳。ファイル管理だったFLEETをDBへ移した話までをお届けします。(文字数:約1,900字)
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— ギジン株式会社 代表 小泉彌和
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