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5.172016
ChatBot Developer仙台 Bot勉強会@会津に参加

ChatBot Developer仙台 Bot勉強会@会津に参加
2016年5月17日(火)
会場:会津大学産学イノベーションセンター
主催:OPEN APP LAB
日本のbot業界に最初の狼煙を上げたクレイジーワークス村上総裁の独演会が行われるとのこと。
→LINE botは2016年のiモードだ――FinTechと人工知能は、多くの人にはまだ来ない
ChatBot Developer仙台もプレゼンの機会を頂けました。会場は会津で、しかも平日夜の開催のため、東京には行きたくても行けない方がたくさんいらっしゃったようです。私は仙台から、車でのんびり向かうことが出来ました。
会場には20名ほどの方が集まり、半数以上は会津大学の学生。半日で学習したGO言語でbotを作ったり、人もbotの一部になるというビジョンを語る学生も。
私はといえば、披露する予定だったデモbotにバグが発生していることが直前でわかり、直せないまま会場入りしたため、かなりぎこちないプレゼンになってしまいましたorz
オフレコの話も多かったため、感想を言うにとどめますが、bot市場は技術的な課題があまりありません。サーバの負荷には注意しなければいけませんが、昔と違いインフラも技術も揃っている今、事前に十分な対策(非同期処理など)をしておけば問題ありません。
むしろ(何でもそうかもしれませんが)、負荷分散を心配するほどのヒットを出せるかどうか?どうすれば多くの方に利用してもらえるbotになるのか?つまり「何を作ればいいのか?」が課題になっています。
チャットボットが、かつてインターネットサービスが辿った道を繰り返すことになるのであれば、まったくオリジナルのサービスが生まれるということはなかなか考えにくく、多くは他で利用されているサービスの「新しい利用方法」として広まるのではないでしょうか。
そうなると「何を作ればいいか?」という新しいアイディアを考える企画の課題も少なくなります。チャットボットで何か斬新なアイディアを求めてもなかなか出てこないので、チャットボットで何をすればいいのか?がわからなくなりそうなものです。
ですが「運営」に絞って言えば、果てしない量の課題があります。技術者も企画者も、ルーチンワークである運営を退屈だと思うと、やりたくなくなりますが、サービスを良くするのも悪くするのも運営次第。
AIを積んだbotが、知識を身に着けてだんだん賢くなっていく。最初は、完璧に接客出来なくてお客様を困らせることもあるけれど、学習してだんだん上手になっていく。まるで新人を教育するようなものです。やることたくさんありそうでしょう?
さて、懇親会を終えて1泊した翌日はとても良い天気。せっかくなので背あぶり山越えを楽しんで。
猪苗代湖をぐるっと回って仙台まで帰りました。会津の自然は素晴らしかったです。