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6.152017
チャットボットで遊んでみた。GANMA!(ガンマ!)

チャットボットを遊んでみてユーザ視点の感想と、ここがこうだったらもっといい!と好き勝手つぶやくコーナーです。
今回は、マンガアプリのGANMA!(ガンマ)のチャットボットです。
いつもはLINEやFacebookのチャットボットが多いですが、今回はなんとアプリにネイティブで実装されています!ネイティブアプリでのチャットボットの実装事例は、まだ少ないのではないでしょうか?
さて、ネイティブなのでアプリのインストールが必要です。
インストールは公式サイトからどうぞ。こちらです。
アプリを立ち上げて、一番目立つ左上のポジションに虫めがねのアイコンがありますね。これをタップします。
「さがす」ページに遷移しました。
ランキングや「恋愛」「ギャグ・コメディ」などのジャンルのバナーが並んでいます。
一番下の「気になる作品名で検索」をタップするとチャットボットが起動します。
丁寧な挨拶から始まりました。
「作品名を入力してください」と仰ってますが、さっそく「サスペンス」とジャンル名を入力してしまいました。
おお!ジャンル名でも反応してくれました!
あらためて作品名を入力してみます。
作品名の一部だけ入力しても、検索してくれています。
他にもいろいろな言葉を入力してみます。
天気には答えてくれませんでした。
人名っぽい入力でも、作品名とマッチすれば結果を返してくれました。
今は作品名の検索に特化しているようです。言葉のゆらぎを吸収できれば、バナーをタップするより探すのが楽になるかも知れません。
何か目的のものを検索するという用途でのチャットボット活用事例は多々ありますが、GANMA!チャットボットはマンガに特化していて、さらにネイティブで実装というユニークな試みです。
検索ワードが集まれば、バナーのタップではわからないユーザの隠れた嗜好やニーズもわかりそうですし、用途をマンガの検索に絞ったことで、データを活用して運営に活かすことで効果を得られるスピードも早そうです。
そして何よりネイティブのスピード感!ボタンを押すより先に結果が出る印象です。ふだん他のチャットボットに慣れていたので、感動的でした。
というわけで、GANMA!チャットボットの下記2点に、今後も注目です。
1.ネイティブの実装事例。一律にカルーセルではない、情報の種類にあった情報提供のかたち。また、LINEやFacebookで実装することで集客効果を狙うのではなく、ネイティブの実装で世界観を広げたこと。
2.用途を絞ったデータ収集。その結果、今後の運営でボットがどう変化・成長していくか。
GANMA!アプリのインストールは公式サイトからどうぞ!